全国に向けて「一つ一つの試合を大事にしていきたい」

6月20日、三沢商業高校の女子バスケット部とソフトテニス部の部員らが、全国大会出場を種市市長の元へ報告に訪れました。これは、6月1日から4日まで開催された第65回青森県高等学校総合体育大会において、女子バスケットボール部が実に5年ぶりに7度目の優勝を飾ったことと、女子ソフトテニス部が団体及び個人の部で見事3位入賞を果たしたことにより、両チームが全国大会の出場権を獲得したものです。

 

女子バスケットボール部の県大会準決勝の対戦相手は昨年の覇者である柴田女子高校。事実上の決勝戦と言われる試合でした。女子バスケット部キャプテンで、3年生の斗沢千暁さんはその試合を振り返り、「勝てるかどうかわからなかったが、途中から逆転して10点差をつけて勝利することができました」と報告。また、全国大会へ向けた課題と抱負については、「まず、ディフェンス力の更なる強化に努めていきたい。さらにオフェンスの面ではチーム一人一人が他のメンバーに頼らず、各自の持ち味を発揮してほしい。そして勝ち負けにこだわらず、一つ一つの試合を大事にしていきたい」と話していました。

 

ソフトテニス部副キャプテンで、後衛を担当している3年生の川崎京花さんは「全国大会となれば強い相手としか当たらない。来週から試合を意識して頑張っていきたい」と意気込みを語り、また、前衛を担当している3年生の早坂亜美さんは「得意なスマッシュを武器に、今持っている自分の力を試合で生かせるようにしていきたい」と決意を新たにしていました。

 

今回の報告に対し、種市市長は「県民の代表として普段の練習の成果を十分に発揮し、悔いの残らない大会となるように頑張って下さい」と挨拶。また、同席していた吉田教育長は「挫折もあると思いますが失敗を恐れないで、次のステップへ進んでいってほしい」と激励しました。

 

女子バスケット部は7月24日から石川県で開催される全国大会に、ソフトテニス部は8月5日から新潟県で開催される全国大会にそれぞれ青森県を代表して出場します。皆の応援を力に代えて頑張って下さい。頑張れ三沢商業!