国籍超えて、心温まる贈り物

イエス・キリスト教会からの寄付の様子 1月5日、末日聖徒イエス・キリスト教会が総合社会福祉センターを訪れ、車いす用バッグ50枚を寄付しました。
 同教会では、平成20年12月に車いす50台を寄付しており、今回さらに地元のために何かをしたいと考え、車いすの背もたれに装着し、使用者が身の回りのものを入れて移動することができるバッグを手作りして手渡したものです。
 製作にあたっては、日米の教会員から老若男女約30人が、昨年5月から12月までの約8カ月に渡り、それぞれが得意とする作業を分担しながらすべて手作りしてきたとのことです。
 バッグは丈夫な布に綿を入れるなどして頑丈に作られ、型紙をアメリカから取り寄せたり大小のポケットやファスナーが取り付けられるなど使用者への心遣いの工夫が満載。教会三沢軍人支部扶助協会会長のブリジット・ウィーバーさん(右端から2番目)は「日本人とアメリカ人が手を取り合い、たくさんの人が協力して作りました。この機会に感謝するとともに有意義に使ってほしい」と話しました。
 また、バッグを手渡された宮古健康福祉部長は「前回寄付していただいた車いすは、学校や医療・福祉施設で好評をいただいています。さらに今回このような手作りの心温まる寄付をいただき大変感謝しています。教会員の方にも伝えていただきたい」と感謝しました。