夢叶い、伝説の機体再び

ミス・ビードル号復元機到着記念セレモニーの様子 12月5日、県立三沢航空科学館格納庫において、ミス・ビードル号復元機の到着を記念したセレモニーが開催されました。

 この復元機は米国で製作されたものを一度解体して運搬し、「スピリットオブウェナッチ」メンバーによって組み立てたもので、12月7日から三沢航空科学館で一般公開され、来年の航空祭では再現飛行を行う予定です。

 ミス・ビードル号を前に集まった関係者は85名。種市市長は、スピリットオブウェナッチメンバーをはじめとする関係者へ感謝するとともに、「来年は太平洋無着陸横断飛行から80周年であり、ウェナッチ市、東ウェナッチ市との姉妹都市締結にあっても節目の年。その年に再現飛行を実施できることは、三沢市に住む子どもから大人までがふるさとに誇りと愛着を持ってもらえる」とあいさつし、ウェナッチ市、東ウェナッチ市両市長からの関係者への感謝と夢実現への喜びのメッセージが伝えられました。

 テープカット後にはミス・ビードル号が重厚なエンジン音とともにプロペラを回転させ、来年の再現飛行が待ちきず喜んでいるかのようでした。