柔よく剛を制す!

7月1日、三沢市武道館で青森県少年柔道大会が開催されました。

 

柔道を通して少年少女の心身を健全に育成し、相互に親睦を深めることを目的に開催されているこの大会。県内各地から小学生の柔道選手が17団体200人以上も集まり、低・高学年の団体戦、2階級の体重・学年別の男女個人戦で日頃鍛えた技と力を競い合いました。

 

三沢市からは、柔道少年団三沢分団が出場。普段の力を出し切れた者、力を出せず悔しさに肩を震わせた者と試合内容は団体戦・個人戦ともにさまざまでしたが、勝敗に関わらず、審判と相手に礼を尽くし勝負に臨んだ姿は皆堂々としたものでした。また、そんな選手たちに観客席や試合場横から応援・激励の声をかける父兄やコーチたちは、声を枯らして選手の動きに一喜一憂。まるで一緒に戦っているようでした。

 

惜しくも敗れ去った選手や父兄・コーチが周りを囲み、各階級の個人決勝戦を残すのみとなった試合場。三沢分団から決勝に進出した小泉颯太郎選手(男子5学年45kg以下級)と三浦萌子選手(女子4学年)は、疲労を感じさせない決意の表情で強敵に臨みました。激戦が続いた決勝戦。三浦選手は惜しくも敗れたものの、小泉選手は判定にもつれる接戦を制し見事優勝を果たしました。