未来の甲子園を目指して

 

 

 

7月14日から22日にかけて、第46回となる「三沢高校準優勝記念 三沢市少年野球大会」が開催されました。

 

1969年8月、甲子園球場で行われた全国高等学校野球選手権大会。青森県代表として出場した三沢高校は全国の強豪相手に勝ち進み、迎えた決勝戦で愛媛県の松山商業と対戦するも、両者無得点のまま延長18回を戦い抜き、翌日再試合。最後は惜しくも敗れたものの、準優勝を果たした選手たちの姿は今でも広く語り継がれています。この少年野球大会は、その三沢高校の甲子園準優勝を記念して毎年開催されているもので、毎年市内外から小学生の野球少年チームが集まり熱戦を繰り広げては、子どもたちの健全な育成の一役を担ってきました。市民運動野球場と市民の森野球場を会場に、今年も上十三地域から全22チームが集結。日頃の練習の成果を発揮すべく、白球を追いかけました。

 

14日に行われた開会式には、準優勝当時に三沢高校のピッチャーとして投げ抜いた太田幸司氏があいさつ。「優勝を目指しいいプレーをしたいという前向きな気持ちは非常に大事。しかし、皆さんには結果を恐れず思い切ってプレーをすることを約束してほしい。悔しい思いをしたゲームから学ぶことは多い。前向きなプレーをたくさん見せてください」と選手たちを激励しました。憧れの存在である太田氏からの言葉は選手たちの胸に深く刻まれたことでしょう。各チーム走攻守にわたる好プレーによって、トーナメント戦は大いに盛り上がりました。

 

当初7月14日から16日までの予定だった大会は、悪天候のため22日まで延長。結果は以下のとおりです。

  1. しおさいクラブ(三沢市)
  2. 七戸ライオンズ(七戸町)
  3. 岡三沢BBC(三沢市)