蘇った見守る姉妹

木製モニュメント塗装の様子 11月4日から6日まで、市内4ヶ所(市役所前、小川原湖、JR三沢駅、三沢空港)に設置されている『玉代姫・勝代姫』の木製モニュメントの塗り替え作業が行われました。

 これは、三沢地区塗装作業組合が12月の東北新幹線開業を控え、ボランティアで実施したものです。前回の塗り替えから4年の間に付いた汚れがやすりなどで取り除かれ、日光・風雨によって劣化した髪や笠・着物には色鮮やかな塗装が、木目の部分にも上薬が塗られ、美しい姿が蘇りました。

 この玉代姫と勝代姫は小川原湖伝説に登場し、父を想って姉沼と小川原湖(妹沼)にそれぞれ身投げしたとされ、主として各所で奉られている人物。こけしは平成4年に小川原湖に、翌5年に他3箇所に設置したもので、定期的に塗り替え作業が行われています。

 優しく微笑みかけるその表情は、みなさんの生活を温かく見守っているようでした(^-^)