長寿への祝福。豊富な知識・経験を地域社会へ

9月15日、公会堂大ホールで、第49回となる三沢市敬老会が開催されました。

 

長年にわたり社会に貢献し亡くなられた方へ会場全体で黙とうをささげた後、種市市長が式辞。「本格的な高齢化社会の到来に、高齢者の方が、より安心して地域で暮らせる体制づくりを進めています。これまで積み重ねてきた豊富な社会経験や知識を持って地域社会に参加していただきたい」と話し、長寿に対し心からの祝福の言葉を贈りました。

 

贈呈式では、県知事の代理である中田上北地域県民局長から100歳到達者代表の髙橋ソメさんに内閣総理大臣祝状と県知事顕彰状が、88歳到達者夫婦代表の阿部辰雄さん・久江さん夫妻に県知事顕彰状が手渡されました。また、種市市長からは80歳長寿者代表の沖澤憲一さんに市長顕彰状が、老人クラブ活動功労者の和田賢一さんと藤井茂男さんに表彰状が贈呈され、その功績がたたえられました。

 

式典の最後には、80歳長寿者の沖澤憲一さんが謝辞。受賞の喜びや出席者や関係者への感謝、そして「いつまでも若々しく生きがいを持ち、人生経験を少しでも社会に役立てるため、これからもより一層積極的に地域社会に飛び出し努力していきたい」と全ての受賞者、高齢者を代表した決意の想いを伝えました。式典終了後には、受賞者をたたえ、老人クラブ会長らの演舞と老人クラブ連合会の舞が披露。会場からは手拍子や拍手が湧き起こり、笑顔で楽しむ来場者の姿が見られました。
 

三沢市でも6人に1人が高齢者となる本年、敬老会の招待を受けた70歳以上の方は6,624人。この日、会場には約600人が来場し、記念品を手に帰路につきました。