故郷の手作り料理で日米中の国際交流

10月28日、国際交流教育センターで、中国とアメリカ、日本の人々による国際交流を兼ねた中国料理試食会が開催されました。

 

プライフーズ(株)第一ブロイラーカンパニー三沢市細谷工場には毎年、中国から研修生が訪れており、市内で様々な国際交流活動を続けている「みさわ国際交流協会」は中国料理を食べながら食文化交流を楽しんでほしいとこのイベントを企画・実施し続けています。

昨年までは、中国の代表的な料理の一つである餃子を一緒に作ってきましたが、今回は趣向を変え、19人の研修生が、故郷である中国・吉林省の家庭料理を朝から手作り。みさわ国際交流協会の日米の会員と一緒に、会話を楽しみながら昼食としていただきました。メインとなったのは「薄餅(バオビン)」という小麦粉から作った皮に、野菜や肉など十数種類の具をのせ、巻くなどして食べる料理。参加者は好みの具を好きなだけ取り、調味料を加え、チャーハンやキュウリスープと一緒に食べました。

 

研修生は皆20~26歳の女性。日米の協会員が美味しそうに料理をほおばる姿を嬉しそうに見つめ、「これはどうやって作るの?」「おいしい!」などといった質問や感想に、互いの言葉を駆使して応えていました。食事の後も、フルート演奏やゲームを楽しんだ参加者たちは、文化や食を通じて、さらに交流を深めているようでした。