「大きくなったら消防士になりたい」

10月16日、秋の火災予防運動の一環として松園保育園で消防車両の写生会が行われました。

 

この日参加した42人の年長園児たちは、保育園前に駐車された消防車と、その前に防火服を着て立つ消防職員をモデルに、無我夢中でスケッチしていきました。消防車の特徴で最も印象的な赤を基調として、ほぼ1色だけで仕上げる園児もいれば、窓を青、タイヤを黒で色分けするなど16色のクレヨンをふんだんに使いながらカラフルに彩る園児もいて、描き方は十人十色。中には、消防車に書かれた「三沢市消防本部」の文字といった細部まで描く園児もいて、とても注意深く観察しているようでした。

 

消防車を描きながら、「ぼく、大きくなったら消防士になりたい」と話した、大関龍星くん(5歳)。その理由を尋ねると、「今日見てかっこいいと思ったから」と消防士へのあこがれを答えてくれました。消防車と消防職員は、わずか1日だけで園児たちに夢を与えたようです。

 

今回出来上がった全作品は、10月21日に開催する「消防フェスタ」会場のビードルドームに展示されます。