大好きなりんごの収穫体験にあふれる笑顔

11月8日、三沢カトリック幼稚園に通う園児たちが、三沢空港ビル敷地内で育てられたりんごの収穫作業を行いました。

 

1931年に三沢から米国ウェナッチまで、世界初の太平洋無着陸横断飛行を成功させたミス・ビードル号。三沢村の人々から旅立つパイロットへ道中の食糧にと渡されて海を渡り、その後、友情の証として米国から苗木が贈られるなど、りんごは三沢にとって縁ある果物です。三沢空港ターミナル株式会社は、そんなりんごの木を空港ターミナル敷地内で数種類育て、市内の幼稚園や保育所、小学校の子どもたちに受粉・収穫作業を体験してもらう取り組みを毎年続けています。

 

りんごの収穫を体験する幼稚園・保育園・小学校は年によって異なり、今年は三川目小学校と三沢カトリック幼稚園に決定。春には受粉作業も体験しました。この日、幼稚園のバスで三沢空港に到着した三沢カトリック幼稚園の園児45人は、赤く実ったりんごに大興奮!空港ターミナル職員から収穫の仕方の説明を聞く間も、りんごから目が離せません。脚立などの準備が整い、いざ収穫が始まると、先生の言うことを聞きながらいっせいにりんごの木に向かいました。まず低い場所に実っているりんごから収穫した園児たち。「りんご、大好き!」と、小さな手のひらから余るりんごをほっぺにこすったり、友だちと比べっこしたりと本当に嬉しそうでした。最後は脚立を使ったり、先生にお願いして持ち上げてもらいながら、木の高い場所に実ったりんごも無事収穫。幼稚園で待っているお友だちの分もと、袋いっぱいに大事に詰めていました。

 

三沢空港ターミナル内では、11月3日から11日までの間、「ご当地蛇口」から出るりんごジュースの試飲サービスを実施中とのことで、収穫を終えた園児たちにもごほうび。大好きなりんごをたっぷり楽しむ1日となりました。