だいすきカブトムシ!

11月18日、三沢市公園緑化公社の会議室で子どもを対象としたカブトムシの幼虫飼育講座が開かれました。この講座で、飼育方法を学んだ参加者は幼虫を持ち帰って実際に飼育することができます。

 

三沢市公園緑化公社では、日頃の公園清掃で集めた落ち葉やせんてい枝を粉々に砕いたチップを利用。腐葉土や堆肥を作り、公園内の花壇などに土壌改良材として活用しています。この講座は、腐葉土のさらなる有効活用を図りながら、カブトムシと触れ合う中で、子どもたちに生き物を育てる喜びを感じてもらいたいと昨年から始められたものです。

 

まず、講師を務めた同公社職員が、カブトムシの生態や育て方を参加した親子10組に説明。子どもたちはお父さんやお母さんに手伝ってもらいながら、加工したペットボトルに腐葉土を敷き詰め、大好きなカブトムシのために愛情込めて寝床を製作しました。次は心待ちにしていたカブトムシの幼虫との対面!大きな容器に入った腐葉土を手で掘り起こすと、うねうねと動きながら現れる幼虫の姿に、子どもたちは意外にも「かわいい~!」と興奮して自分だけの幼虫を見つけていました。最後の質問コーナーでは、子どもたちの「幼虫の段階でオスとメスの見分け方はあるんですか?」「森とか山でどうやったらカブトムシを探せますか?」といった疑問に講師が詳しく答えていました。

 

立派に成長した姿と対面できる、来年の夏が待ち遠しくて仕方ありませんね。