学びながら地域福祉に貢献

三沢商業高校生、社会福祉協議会へ車いす寄附の様子 11月22日、三沢商業高校2年2組の生徒たちが社会福祉協議会へ車いすを寄附しました。

 これは、2年2組の社会貢献を含めた自主学習の一つとして、自分達で市内の企業・個人約50件に足を運び、直接お願いして集めた生活用品などを文化祭のチャリティーバザーで販売し、その収益で購入したもの。

 この日訪れたクラス委員長の種市勇大君は、「企業に電話するときはドキドキした。1軒1軒お願いする大変さを感じたが、対応が思った以上に優しかった」、副委員長の種市雅貴さんは「一時は商品が集まらなくて不安もあったが、バザーで販売する楽しさを感じた。いい経験になった」と振り返りながら笑顔で話しました。

 また、4月から同クラスを担任している太田教諭(左)は「学生のうちに福祉に貢献できる機会は貴重。地元との結びつきと共に学んで欲しい」と話しました。

 この、クラスの想いが詰った車いすは、今後、社会福祉協議会で高齢者や足の不自由な方に貸し出されていくとのことです。