キャンドルの灯が光の彩を添える中、子が親に感謝の気持ちを伝える

アートでまちを盛り上げようと11月に設立した市民団体『MISAWAアートプロジェクト実行委員会』の第1弾イベント『misawa artrain(ミサワ アートレイン)』が、三沢の中心街周辺にあるフレンドシップロード(米軍三沢基地引き込み線跡地)で、12月22日と23日の2日間にわたって開催されました。

引き込み線は元々、米軍が物資輸送に使用していた線路で、2006年に廃線となってからは再利用のための整備が進められ、現在はフレンドシップロードという名の遊歩道として一般開放されています。
日米友好の象徴でもあるこの遊歩道を会場に、同実行委員会が三沢市商工会と協力して企画したクリスマスイベント『ミサワ アートレイン』。引き込み線跡地という場所にちなんで線路に見立てたキャンドルアートと、木造列車『クリスマス・キャンドル号』のオブジェが壮大なアート空間を演出。また、手製のギフトボックスによるプレゼントやクリスマスディナーを作るワークショップが盛り込まれ、大切な人に日頃の感謝の気持ちを伝えることで心の交流を育んでほしいという主催者の想いが込められています。

会場に並んだ、ペットボトルと瓶で作った約3,000個のキャンドル。夕暮れ時に始まったセレモニーでキャンドルが点灯されると参加者は「きれい」と話しながら、ともしびが照る幻想的な雰囲気の夜道を散策していました。
遊歩道内に設置された『クリスマス・ギフト号』のコーナーには市内の幼稚園や保育園園児、小学生らが父母などへ向けて用意したプレゼントを名前入りの手製ギフトボックスに入れて陳列。会場を訪れた父母らは、たくさんのギフトボックスの中から自分宛てのプレゼントを見つけると、笑顔を見せながらその中に詰まった心温まるメッセージカードや似顔絵などを受け取っていました。
さらにクリスマスディナー作りのワークショップでは、小学生25組がミネストローネやチョコレートフォンデュ作りに挑戦。全長約7メートルにも及ぶ『クリスマス・キャンドル号』の中で、出来上がった料理を家族にふるまいました。一足早いクリスマスムードの中、温かい夕食を囲んで親子だんらんのひと時。わが子の手料理という格別のおいしさを味わいながら親子の絆を深めていました。