地産地消と食の意識向上目指す、農産物加工施設が完成

1月11日、三沢市大字三沢字大津地内に完成した「三沢市農産物加工施設」の落成式が行われました。

 

平成19年度から平成24年度までの継続事業として防衛省補助事業採択を受け整備されたこの施設は、平成23年12月16日に着工し、平成24年12月3日に完成。三沢市の特産品である、にんにく、ごぼう、ながいもなどを調理・加工・研究することで地産地消の実践、特産物の創出、食に対する意識の向上などを図ることを目的とし、さらに農業の振興や生産意欲の向上、経済・観光面における消費拡大といった効果が期待されています。また、老朽化した学校給食センターに代わる施設として最新型の給食供給機能を備えており、より安全で安心な1日5000食の給食の調理・配送が可能。将来を担う児童・生徒の心身の健全な発達に大きな役割を果たします。

 

この日の落成式で、これから始まる操業の安全が祈願され、続いて行われた記念式典では、整備にあたって土地提供や設計・監理、施工といった尽力をした個人・企業へ、それぞれ種市市長から感謝状が贈られました。

 

三沢市農産物加工施設

場所:三沢市大字三沢字大津地内

構造:鉄骨造・地上2階建て

建築面積:2,074.69平方メートル

延床面積:2,349.61平方メートル