思い返し、懐かしむ三沢の昭和時代

1月19日、ビードルプラザの催事スペースにおいて、『ミサワの昭和展~昭和の時代へタイムスリップ~写真展』が始まりました。

この写真展は、三沢市商工会が青森県立三沢航空科学館、みさわ国際交流協会と協力し、「古きをたずねて新しきを知る温故知新の精神を将来のまちづくりに役立ててもらいたい」との想いから震災復興イベントの一環として開催したもの。大勢の人に観覧してもらえるよう、期間を分けて、中心市街地にあるビードルプラザとスカイプラザミサワの2カ所で開催されるとのことです。

会場に展示された、三沢の昭和時代を中心とした約200点のモノクロ写真には、当時の歴史的な背景を細かく伝える解説文や年表も用意。開催初日は、ビードルプラザを訪れた多くの買い物客らで賑わい、親が子に「昔はこうだったんだよ」と話を聞かせたり、当時を生きてきた年配者たちが昔を懐かしみながら、じっくりと写真に見入っていました。
『昭和の子どもと昔遊び』のコーナーでは、子どもたちが、ままごとやかんけり、チャンバラといった昔ならではの遊びを楽しむ様子など心に染みる写真が展示され、観覧者たちは思いで話に花を咲かせていました。『戦争と三沢』のコーナーでは、三沢が『おおぞらのまち』、『基地のまち』としての歴史を刻む要因となった戦争をテーマに、米軍進駐、三沢米軍基地建設などを紹介。さらに、『写真で見る三沢史』、『大災害と三沢』のコーナーで、昭和41年に発生した三沢大火や昭和43年の十勝沖地震の記録を紹介し、大災害から復興を遂げた中心商店街の、急速な街並み風景の移り変わりを伝えていました。 

開催場所・期間

入場無料

ビードルプラザ内催事スペース(大町ビードル駐車場側)

  1月19日~2月17日 10:00~20:00

スカイプラザミサワ(予定)

  2月23日~3月17日 ※時間未定