手間暇かけてこしらえた手作りのそばに、皆ご満悦

2月17日、公会堂において、そば打ち教室が開催されました。

 

これは、普段家庭ではなかなか作らないような料理の仕方を学んでもらおうと、中央公民館が毎年テーマを変えて講師を招き実施している『旬の料理教室』という事業。昨年、そば打ちをテーマに開催したところ、たいへん好評だったことから今年も同じ内容での開催が決定したとのことです。

講師を務めたのは、長年、手打ちそばの研究をしている『にはちの会』の会員。集まった16人の参加者はグループに分かれ、そば粉からのそば作りに挑戦しました。

 

始めに、講師による手本が披露されると、その慣れた手さばきに参加者からは感心の声が。講師の説明にメモを取りながら手順を入念に確認し、今度は参加者がチャレンジ。特に苦労していたのが、粉を練り込んで打ち上がった玉を麺の形に仕上げる『切り』の工程。口に入れた時の食感を左右するこの作業を上手にこなし、美しい麺を完成させるには正に職人技が求められます。「難しいですが、続けていれば段々とコツがつかめますよ」と話していた講師の言葉に、参加者はそば作りの奥深さを実感していました。

 

試行錯誤の末、出来上がったそばは、本来の味が堪能できる『ざる』で賞味。手間暇かけてこしらえた手作りのそばに、皆ご満悦の様子で各グループ同士の味比べを楽しんでいました。