国際交流で興味を深め、姉妹都市大学へ三沢市から初の留学

2月25日、青森県立三沢高等学校3年生の原田彩伎さんが市長室を訪問。高校卒業後の今4月、三沢市の姉妹都市・米国ワシントン州ウエナッチ市にあるウェナッチバレーカレッジに留学することを種市市長に報告しました。

 

幼い頃から英語塾に通うなど、英語に親しんできた原田さんは、平成23年5月に姉妹都市友好親善使節団の大使の一人として渡米。ホームステイしながらウェナッチの人々と触れ合い、大学などを見学したことで興味を深め、昨年3月に発行された市広報紙の入学者募集記事をきっかけに留学を決心したとのことです。

両親からの「思い切って、行ってらっしゃい」との心強い言葉を胸に、彩伎さんは英語教室に通いながら猛勉強を続け、昨年8月に英語運用能力試験(TOEFL)の入学条件であるスコアをクリア。大学から入学の許可を得ました。

 

ウェナッチバレーカレッジには日本からも多くの留学生が通っていますが、三沢市からの留学者は初めて。同大学ではビジネスとマーケティングを専攻し、勉強はもちろん、スポーツやボランティアなど、さまざまな活動への意欲を見せる彩伎さん。同大学は短大に相当するため、順調にいけば約3年後の卒業後、米国の4年生大学への編入もめざしているとのこと。「夢はまだわかりませんが、まず卒業することが目標。頑張ります。将来は英語を生かした仕事に尽きたいです」と話し、瞳を輝かせました。