家族を想って作る「パパ料理」通して、ワークライフやソーシャルバランスを学ぶ

2月23日、三沢市総合社会福祉センターで「子育てパパの幸せ講座~家族みんなで幸せになろう」が開催されました。 

 

これは、地域社会における男女共同参画を推進する三沢市が、明るい家庭で充実した毎日を送るにはパパが積極的に家事や育児に参加することが必要と考え企画したもの。パパ料理研究家として知られる滝村雅晴氏を講師に迎え、若い父親など男性を中心に集まった10人の参加者に講演を行いました。

 

IT関連企業に勤めていた氏は、妻の妊娠・出産を機に料理を作り始めましたが、当初の料理は豪快であったりこだわりが深かったりと自分が満足する「趣味の料理」だったことを告白。次第に家族の負担になっていった自分の料理を見つめ直し、相手を気遣う家庭料理である「パパ料理」に変えていったとのことでした。すると、料理を始めて以来毎日、料理の画像やレシピを続けているブログに人気が集まり、「料理の楽しさを世の中のパパに伝えたい」と考えた氏は独立起業。「パパ料理研究家」として活動する毎日で得た経験から、その魅力やパパ料理を作ることで改善される自身や家族・社会との関わりなどをわかりやすく説明しました。

 

広報やマーケティングの業務経験を持つ氏は、料理と仕事の手順が似ていることを指摘。「料理をすることは仕事力の向上にもつながります」と話し、趣味や健康管理のみならず自己成長など新たな視点からパパ料理の魅力を語りました。また、パパ料理は、家族のコミュニケーション増加や妻の負担軽減、さらに父親不在家庭や少子化、幼児虐待など多くの社会問題対策につながることも示唆。真剣な表情でじっと聞き入る参加者に氏は、自分と家族の経験から「作った料理を食べてもらえる相手がいることは幸せです」と話し、家族を、地域を思いやる社会の実現に期待を寄せていました。