『喜び』『楽しみ』分かち合い、深めた国際交流の絆

3月9日、三沢アイスアリーナにおいて、『国際子どもアイスフェスティバル』が開催されました。

このイベントは、三沢に住む日米の児童を対象とした冬季の国際交流行事で、市教育委員会が米軍三沢基地との協力のもと、平成12年から毎年開催し続け、今年で14回目。市内小学校に通う54人と、基地内の小学校に通う20人の児童が参加し、日米混合による8チームに分かれて氷上競技を楽しみました。
 

行われた競技は、氷上ボウリング、ドリブルシュートリレー、ゴムそりリレー、氷上つなひきの4種目です。防寒具とヘルメットを身に付け、準備を整えた児童は、ツルツル滑る氷の上で競技開始前から興奮気味!あまりなじみのない種目に始めは少し戸惑いながらも、競技が始まると、リンク内のいてつく寒さをものともせず、目を輝かせてさっそうと走り回る児童。やる気十分のその姿に、共に来場した父母らも興奮しながらエールを送り、時には一緒になって競技を楽しんでいました。
競技におけるチームワークが最良のコミュニケーション手段となったこの日。日米、話す言葉などは違えども、『喜び』や『楽しみ』を分かち合い、心ゆくまでイベントを楽しんだ参加者は国籍を超えて交流を深めていました。