市内全小中学校に花の苗が植えられたプランターを寄贈

市内各公園の生垣整備や保育園・幼稚園に苗木を寄贈するなど、日頃から緑化思想の普及啓発活動を行っている、(財)三沢市公園緑化公社。同公社が事務局を担当する『緑の募金活動委員会』では、毎年、募金活動を実施しています。今年度の募金活動に寄せられた、善意の募金約60万円を青森県緑化推進委員会に送金したところ、50パーセントにあたる約30万円が緑化推進事業のための資金として交付されました。

 

緑の募金活動委員会は、その交付金を児童、生徒らのために有効利用しようと、市内の全小中学校にビオラの花の苗を植えた木製プランターの寄贈活動を昨年度から実施。3月12日、同委員会の沼山委員長らが吉田教育長のもとを訪れ、目録とプランターを手渡しました。目録などを受け取った吉田教育長は、「花のある学校は爽やかな印象が持たれるもの。児童らは植物を育てることの楽しさを知りながら、感性を豊かにすることができます。環境美化に対する貢献活動、本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えていました。

 

1週間後の3月19日には、ビオラの苗を植えたプランターが、市内12の小中学校にそれぞれ2個ずつ贈られ、木崎野小学校では児童らが直接プランターを受け取りました。美しく咲いた花が植えられたプランター。学校生活に彩りを添えてくれる、花植え活動の礎として長らく活躍していくことでしょう。