収穫どっさり期待して、自分だけの農園生活スタート

農業を営んでいない人たちに提供する、自然と親しむ農作業体験の場として、南山に開設されている「市民いきいき農園」。広さ約4,000平方メートルの農地が、今年は81区画に分けられ、1区画(約3坪)を1,000円の料金で4月から11月までの約8カ月間、利用することができます。

 

4月13日、今年の開園式が開催され、この日の参加者約50人を代表して俵光希(みつき)くん、優奈(ゆうな)ちゃん、さおりさんの親子3人が鍬入れをしました。

俵さん親子は前回に続き、2度目の参加。前回はネギやピーマン、トマト、キュウリ、サツマイモなど多くの野菜を作付けし、初めての農作業に苦労しながらも無事収穫までこぎ着けることができたそうです。母親のさおりさんは、この農園の魅力を「農薬などを使わず自分たちだけの手で農作物を育てることができること」と話し、「子どもたちに、土と接する時間を過ごしてもらいながら、収穫の喜びを感じてほしい」と期待を寄せていました。

 

開園式が終わると、JAおいらせから提供されたキャベツや白菜、そら豆の苗、計360本が参加者に分配され、参加者は早速自分の区画に移動。うららかな春の日差しのもとで、畑の耕し方やならし方といった会話を弾ませながら農作業に取り掛かっていました。

 

現在、「市民いきいき農園」にはまだ3区画の空きがあるとのことで、市では引き続き利用者を募集しています。農作業に興味をお持ちの方は、収穫どっさり期待を込めて自分だけの農園生活をスタートさせてみてはいかがでしょうか?