三沢市の下水道計画は、青森県の「高瀬川水域流域別下水道整備総合計画」を上位計画として、公共用水域の汚濁防止と市街地の浸水・滞水防止に努め、住みよい環境と魅力あるまちづくりを目指すものです。

 当市の下水道事業は、第2次三沢市総合開発計画が策定された昭和63年に基本計画として1,054haを定め、市街地を中心とした汚水93ha、雨水94haの事業認可を同年11月に受けてスタートし、平成7年10月26日に一部供用開始となりました。主な事業内容としては、昭和63年国土交通省補助による浄化センター全体基本計画を始めに、平成元年度汚水幹線管渠工事着手、同年浄化センター用地取得開始、平成3年防衛9条交付金による汚水末端管渠工事着手、平成4年には緊急な浸水被害対策として、雨水幹線管渠工事に着手し、平成9年度からは基本計画に基づく本格的な雨水幹線工事に着手となりました。

 現在までに計12回の認可変更を行い、汚水は基本計画面積1,822ha、認可面積1,338.6haを目標に、雨水は基本計画面積815ha、認可面積514haを目標に整備を進めております。