雨水を「汚水管」に流していませんか?

1.雨の日の汚水量は晴れの日の数倍になっています

 皆様が、トイレ等で使用した排水(汚水)は、下水処理場できれいにして川や海に帰しております。ところが、雨の日は、晴れの日の数倍の汚水が下水処理場に流れ込んでくるため、下水処理能力を超える事態が多発しています。

 この原因のひとつに、家の屋根や庭に降った雨水が、誤って「汚水管」につながれていること(誤接続)や宅地内の表面に溜まった雨水が「汚水ます」に流れ込んでいることが考えられます。

2.下水処理能力を超えると、このような恐れも・・・

  • 道路上のマンホールや宅地内の汚水ますから汚水があふれてしまう。
  • 各家庭の汚水が流れにくくなったり、逆流してしまう。
  • 下水処理場で汚水をキレイにしきれずに川や海の水質を悪化させてしまう。

3.雨水が汚水管に流れていないか確認しましょう

 宅地内で雨水が入っている可能性がある場所を確認し、雨水が入らないようにしましょう。

Q.「雨どい」が「汚水管」「汚水ます」に誤接続されていませんか?

A.「雨どい」からの雨水は宅地内で浸透させるか、宅内の表面をつたって道路側溝へ排水して下さ

 い。

Q. 宅地内の「汚水ます」が壊れていたり、フタが空いていませんか?

A. 宅地内の「汚水ます」の管理状況が悪いため、雨水が「汚水管」に流れ込んだり、「汚水ます」

 のフタを空けて雨水を流れ込ませると、汚水があふれたり逆流の原因になりますので、絶対に行

 わない下さい。

 

※なお、ご不明な点やご確認したいことがありましたら、下水道課までお問い合わせ下さい。

 

上下水道部 下水道課 計画工務係・排水設備係

所在地:〒033-0037 青森県三沢市松園町2-1-52(上下水道庁舎内)  

電話番号:0176-53-5111(内線:282・335)