水道水の有機フッ素化合物(PFOS、PFOA)について
有機フッ素化合物の一種であるPFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)、PFOA(ペルフルオロオクタン酸)は、健康への影響を与える疑いがあることから、国は令和2年に水道水の水質管理目標設定項目として「PFOSとPFOAの合計値で1リットルあたり50ng※1 以下」と「暫定目標値※2」を設定しました。
本市では令和4年度から定期的に水道水に含まれるPFOS、PFOAを検査しており、すべてにおいて、この「暫定目標値」を下回っています。
新聞等で天狗森ため池及び五川目堤から「暫定目標値」を超える有機フッ素化合物が検出されたとする報道がありましたが、本市の水道水は地下水を水源としているため、天狗森ため池及び五川目堤の水は使用しておりません。また、天狗森ため池及び五川目堤近辺には取水するための井戸もないことから、これまで同様、安心して水道水をお使いいただけます。
今後も国内外の動向も踏まえ、適切に対応し、皆さまに安全な水道水を提供できるよう努めていきます。
※1 ナノグラム(ng)は、10億分の1グラムを示す単位
※2 暫定目標値は、体重50kgの人が生涯にわたり毎日2Lの水を飲用しても健康に影響が生じないとされる値
登録日: 2024年10月17日 /
更新日: 2024年10月17日