三沢市の民俗芸能保存会(10団体)

岡三沢神楽保存会   

古い修験宗徒の子孫である野々宮家に伝えられたもの。平成22年7月、「岡三沢神楽」が県無形民俗文化財に指定されている。

浜三沢神楽保存会

昭和18年のコレラ流行の翌年、悪霊を払い健康と安全を願う村人が、十和田市切田に伝わる神楽を習得したもの。昭和48年4月、「権現舞」が市無形民俗文化財に指定されている。

塩釜神楽保存会

塩釜は、出身地の異なる移住者が多く、村落のまとまりを図るため神楽を移入したという。昭和48年4月、「鶏舞」が市無形民俗文化財に指定されている。

根井神楽保存会

神楽は獅子舞と呼ばれ正月や小正月などに演じられた。明治12年以来の神楽本が多数残されている。 昭和48年4月、「山ノ神」が市無形民俗文化財に指定されている。

織笠神楽保存会

明治17年、稲荷神社が建立され毎年旧暦の10月15日を縁日として神楽を舞ったものという。三沢では珍しく八戸神楽の系統。 昭和48年4月、「神楽舞」が市無形民俗文化財に指定されている。

岡三沢鹿子踊保存会

四頭一組を基本とし、計十三頭の鹿子によって演じられる。踊りの形態は、円陣をつくり鹿の庭入れから始まり、子鹿飼いなど一周ごとに踊りが変わり十三座から構成されている。平成5年2月、「鹿子踊」が市無形民俗文化財に指定されている。

浜三沢駒踊保存会

南部藩直営の広大な牧場「木崎の牧」で春、馬を放し秋に野捕するさまを芸能化した踊りで先祖代々から伝わる古態を継続している。昭和34年10月、「浜三沢南部駒踊」が県無形民俗文化財に指定されている。 

山中神楽保存会

岩手県九戸郡江刺家村の人が伝えたといわれている。演目は「鶏舞」「権現舞」「盆舞」「三番叟」の4曲。このうち「鶏舞」は平成5年2月、市無形民俗文化財に指定されている。

豊年踊保存会

約200年程前から踊り継がれてきたが、近年ほとんど踊られなくなっていたものを古老の記憶をもとに復元し、三沢小学校100年祭を機に演じられ現在に至っている。平成5年2月、「豊年踊」が市無形民俗文化財に指定されている。

 三沢民謡保存会

演目は「南部追分」「南部荷方節」など    

  

三沢市民俗芸能公演会

各保存会が一堂に会し、きらびやかな衣装をまとい、踊り継がれた伝統ある演目を披露します! 

と き:毎年1月の成人の日

ところ:三沢市公会堂 小ホール (入場無料)