三沢市の地域学校協働活動
三沢市の地域学校協働活動
地域学校協働活動とは
地域学校協働活動は、学校が地域の皆さんの協力を得て、子供たちの学びや成長を支えるための活動であり、『学校を核とした地域づくり』としても位置付けられる活動です。
多くの自治体で活動が行われており、三沢市でも平成29年から市内の小中学校で、この活動を進めております(社会教育法第5条の一部、市町村の教育委員会の事務として定められています)。
三沢市の地域学校協働活動
三沢市では平成29年から地域学校協働活動を積極的に推進しています。
これまでは、学校における課題が異なることに加え、活動に参加いただける方の数に偏りが見られたり、学校や地域の特色が十分に発揮されないなどの課題がありました。
この課題解決のため、地域学校協働本部を中心に、協働の担い手となる団体(保護者、地域団体など)の代表が集まる学校運営協議と連携した、地域学校協働活動を推進させていただいております。
学校運営協議会との一体的な運用
地域学校協働活動は、地域と学校の課題などを話し合う場として設置されている学校運営協議会設置の広まりを受け、学校運営協議会との一体的な運用が推奨されています。
学校運営協議会は、地域の皆さんの意見を取り入れ、より良い学校運営のあり方について協議する機関です。学校運営協議会からの意見と地域学校協働活動の活動方針は一致していることが最も効率的であることが、一体的運用が推奨されている理由となっています。
三沢市では、活動の主体となる保護者や地域団体の代表者などで構成される学校運営協議会との一体的な運用を推進しています。
地域学校協働活動推進員の配置
三沢市では、社会教育法第9条の7第1項で定められる『地域学校協働活動推進員』を全ての学校に配置しています。地域学校協働活動推進員は、主に学校と地域人材との調整に加え、地域学校協働活動の支援や担い手として活動しています。
三沢市地域学校協働活動推進員設置要綱 [ 109 KB pdfファイル]
地域学校協働本部の設置
三沢市では、地域学校協働本部を教育委員会内に1つ設置しています。
地域学校協働本部は、それぞれの地域学校協働活動の内容を決定したり、主体となる機関とされています。
この一方、学校運営協議会との一体推進により、この役割の一部は学校運営協議会に担っていただいております。
このため当該本部は、地域学校協働活動推進員との連絡調整の場、地域の総合的な地域学校協働活動の調整の場として位置づけています。
三沢市地域学校協働本部設置要綱[ 45 KB pdfファイル]
主な活動実績(令和6年度から)
三沢市の各学校で行われている地域学校協働活動の主な活動報告をまとめたファイルを掲載いたします。
令和6年度三沢市地域学校協働活動報告書(R7.3).pdf [ 15383 KB pdfファイル]
活動の目標
三沢市では、それぞれの学校が創意工夫のもと地域学校協働活動を進めていることから、画一的な指標の設定は難しいところです。
この一方、地域学校協働活動では、地域の多様な人材や団体が、地域と学校が協働で行う活動に参加していただけることが重要であることから、目標値は、参加人数を指標として設定しています(目標値設定は前年度の中途で行うことから現状値記載は2か年遅れて記載)。
年度 | 課題 | 課題解決のために取り組むこと | 指標設定 | 実績値/目標値(現状値) |
R7年度 | 地域と学校が協働で解決すべき課題は、地域毎に異なっている状況である。 | 学校運営協議会と地域学校協働活動の一体的な推進を行う。 |
活動参加者数 統廃合のため目標値は現状値より下げて設定。 |
実績値:--- |
R6年度 | 学校枚に異なる課題を持っており、地域とともに解決に向き合うことが効果的な課題がある。 | 学校運営協議会において課題が明確化されているため、呼びかけを強化。 |
活動参加者数 地域の多様な人材や団体が、継続的に活動に参加することで、より良い地域や学校が形成される。 |
実績値:11,008人 |
R5年度 | 学校や地域の課題、将来のビジョンが明確化されていないため、目的を持って活動する人数が確保されていない。 |
学校運営協議会が、必要な活動を選定し、活動の主体となることで活動が地域に浸透。学校と地域との連携を強化。 |
活動参加者数 地域の多様な人材や団体が、明確な目的を持つことで、学校を核とした地域づくりが推進されるため。 |
実績値:10,679人 |
お問合せについて
地域学校協働活動についてのお問合せは、教育委員会事務局生涯学習課までお願いいたします。