餅つきを通じて農業と食への理解を深める

餅つき訪問

 餅つき訪問

1月11日、農業青年会議が木崎野児童クラブに餅つき訪問を実施しました。

この活動は、地元で収穫されたもち米で餅つきを体験することを通して食と農業について理解を深めてもらうことを目的に、農業青年会議が昭和61年度から行っているもの。初回から数えて59ケ所目となった今回の餅つきには、小学1年生から3年生までの児童46人が参加しました。

はじめに、農業青年会議の織笠義信会長が「今日のためにおいしいもち米を持ってきました。お米のほかにも、青森県には日本一の野菜がたくさんあることもぜひ覚えてください」とあいさつ。杵と臼での餅つきが初めてという児童も多く、蒸し終わったもち米が木の臼に移されると、児童たちは「すごーい」と興奮した様子で歓声をあげました。その後、「よいしょ!」の掛け声で杵での餅つきを体験。「杵が重かったけれど楽しかった」「はじめてお餅をついた、またやりたい」と楽しんだようでした。

完成したお餅は切り分けられ、お汁粉として児童にふるまわれました。つきたてのお餅は市販の切り餅とは一味違ったようで、児童たちは美味しそうにお汁粉をほおばっていました。

織笠会長は「お餅をついて食べることを経験する機会が少なくなってきたので、とても意義がある活動だと思います。多くの先輩方が続けてきたこの活動を、これからも続けていきたいと思います」と活動への思いを語りました。

 餅つき訪問
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