○三沢市立三沢病院事務決裁規程
平成25年3月29日
病管規程第3号
(趣旨)
第1条 この規程は、別に定めるもののほか、病院事業管理者(以下「管理者」という。)の権限に属する三沢市立三沢病院の事務の専決及び代決に関し必要な事項を定めるものとする。
(1) 決裁 管理者がその権限に属する事務の処理について、意思決定を行うことをいう。
(2) 専決 管理者の権限に属する事務を常時管理者に代わって決裁するこという。
(3) 代決 管理者及び専決の権限を有する者(以下「専決者」という。)が不在のときに、一時その者に代わって決裁することをいう。
(管理者の決裁事項)
第3条 管理者は、次条の規定によるものを除き、おおむね次に掲げる事項を決裁する。
(1) 病院事業計画の作成及び実施に関すること。
(2) 組織及び事務の配分に関すること。
(3) 権限の委任及び代理に関すること。
(4) 三沢市立三沢病院事業管理規程の制定及び改廃に関すること。
(5) 予算の原案及び予算の説明書の作成に関すること。
(6) 決算の調製に関すること。
(7) 職員の任免、給与、勤務条件、分限、懲戒及び賞罰に関すること。
(8) 労働協約に関すること。
(9) 附属機関の委員等の委嘱又は任命に関すること。
(10) 院長の旅行命令及び職員の外国旅行命令及びこれらの復命に関すること。
(11) 前各号に掲げるもののほか、特に重要な事項に関すること。
(専決事項)
第4条 院長、事務局長等は、別表に規定する事務を専決することができる。
(専決の制限)
第6条 前2条の規定による専決事項であっても、特命事項、重要若しくは異例と認められる事項又は疑義がある事項については、これらの規定にかかわらず、上司の決裁を受けなければならない。
(代決)
第7条 管理者が不在のときは、院長がその事務を代決する。
2 院長が不在のときは、副院長がその事務を代決し、院長及び副院長がともに不在のときは、事務局長、医療局長、医療技術局長、薬局長及び看護局長がその主管に属する事務を代決する。
3 事務局長が不在のときは、その事務を主管する課長がその事務を代決する。
4 課長が不在のときは、課長補佐(課長補佐が2人以上いる場合は、その主務者)がその事務を代決する。
5 事務局長及び課長がともに不在のときは、あらかじめ指示した事項について、課長補佐がその事務を代決することができる。
6 薬局長が不在のときは、副薬局長、副薬局長補佐の順にその事務を代決する。
7 看護局長が不在のときは、その事務を主管する副看護局長、看護師長の順にその事務を代決する。
8 医療技術局長が不在のときは、その事務を主管する技師長、技師長補佐の順にその事務を代決する。
(平28病管規程6・一部改正)
(代決の制限)
第8条 重要若しくは異例と認められる事項、新規に計画する事項又は上司からあらかじめ指示された事項については、前条の規定にかかわらず、代決することはできない。ただし、急を要するもので上司の承認を得たものについては、この限りでない。
(代決後の手続き)
第9条 第7条の規定により代決した事項については、速やかに後閲を受けなければならない。ただし、軽易なもの又はあらかじめ上司の指示したものについては、この限りでない。
(合議)
第10条 他の部局課に関連する事案は、その合議を経て決裁を受けなければならない。ただし、緊急やむ得ない場合は、直ちに決裁を受け処理した後、関係部局課へ合議することができる。
附則
この規程は、平成25年4月1日から適用する。
附則(平成28年病管規程第6号)
この規程は、平成28年4月1日から施行する。
附則(平成29年病管規程第9号)
この規程は、平成30年1月1日から施行する。
附則(平成31年病管規程第2号)
この規程は、平成31年4月1日から施行する。
附則(令和2年病管規程第6号)
この規程は、令和2年4月1日から施行する。
附則(令和5年病管規程第2号)
この規程は、令和5年4月1日から施行する。
別表(第4条関係)
(令5病管規程2・全改)
1 医療局の専決事項
項目 | 決裁区分 | |
院長 | 医療局長 | |
1 旅行命令(及びその復命)・依頼 | 1 副院長及び医療局長の旅行 | 1 副医療局長、科長、医長及び医員の旅行 |
2 職員の勤務時間・休暇 | 1 職員の勤務時間の割振りの承認 2 職員の勤務時間の宿日直勤務の命令 3 副院長、医療局長の年次休暇等 | 1 副医療局長、科長、医長及び医員の年次休暇等 |
3 職員の時間外勤務及び特殊勤務 | 1 副院長、医療局長、副医療局長、科長、医長及び医員に対する勤務命令 |
2 医療技術局の専決事項
項目 | 決裁区分 | ||
院長 | 医療技術局長 | 技師長 | |
1 旅行命令(及びその復命)・依頼 | 1 医療技術局長の旅行 | 1 技師長の旅行 | 1 技師長補佐以下の職員の旅行 |
2 職員の勤務時間・休暇 | 1 医療技術局長の勤務時間の割振りの承認 2 医療技術局長の勤務時間の宿日直勤務の命令 3 医療技術局長の年次休暇等 | 1 職員の勤務時間の割振りの承認 2 職員の勤務時間の宿日直勤務の命令 3 技師長の年次休暇等 | 1 技師長補佐以下の職員の年次休暇等 |
3 職員の時間外勤務及び特殊勤務 | 1 医療技術局長に対する勤務命令 | 1 技師長に対する勤務命令 | 1 技師長補佐以下の職員に対する勤務命令 |
3 薬局の専決事項
項目 | 決裁区分 | ||
院長 | 薬局長 | 副薬局長 | |
1 旅行命令(及びその復命)・依頼 | 1 薬局長の旅行 | 1 副薬局長の旅行 | 1 副薬局長補佐以下の職員の旅行 |
2 職員の勤務時間・休暇 | 1 薬局長の勤務時間の割振りの承認 2 薬局長の勤務時間の宿日直勤務の命令 3 薬局長の年次休暇等 | 1 職員の勤務時間の割振りの承認 2 職員の勤務時間の宿日直勤務の命令 3 副薬局長の年次休暇等 | 1 副薬局長補佐以下の職員の年次休暇等 |
3 職員の時間外勤務及び特殊勤務 | 1 薬局長に対する勤務命令 | 1 副薬局長に対する勤務命令 | 1 副薬局長補佐以下の職員に対する勤務命令 |
4 看護局の専決事項
項目 | 決裁区分 | |
院長 | 看護局長 | |
1 旅行命令(及びその復命)・依頼 | 1 看護局長の旅行 | 1 副看護局長以下の職員の旅行 |
2 職員の勤務時間・休暇 | 1 看護局長の勤務時間の割振りの承認 2 看護局長の勤務時間の宿日直勤務の命令 3 看護局長の年次休暇等 | 1 職員の勤務時間の割振りの承認 2 職員の勤務時間の宿日直勤務の命令 3 副看護局長以下の職員の年次休暇等 |
3 職員の時間外勤務及び特殊勤務 | 1 看護局長に対する勤務命令 | 1 副看護局長以下の職員に対する勤務命令 |
5 事務局の専決事項
項目 | 決裁区分 | ||
院長 | 事務局長 | 課長 | |
1 庶務に関する事項 | 1 事務事業の委託及び受託(診療行為の委託契約を除く。) 2 医療施設利用者への停止、禁止、処分及び解除の決定 3 医療行為の管理決定 | 1 文書の収受 2 院内外の取締り | 1 公印の保管出納 2 法令等による届出の履行 |
2 報告、照会、調査、回答及び通知等の処理 | 1 重要なもの(特に重要なものを除く。) | 1 定例的なもの | |
3 器具及び器材の紛失破損届けの承認 | 1 重要なもの | 1 軽易なもの | |
4 証明書及び医療事務に係る諸表票の写しの交付 | 1 重要なもの | ||
5 指導教育の実施 | 1 重要なもの | 1 軽易なもの | |
6 医療施設の利用の許可 | 1 重要なもの | 1 軽易なもの | |
7 職員の勤務時間・休暇 | 1 部長級の職員の年次休暇等 | 1 課長級の職員の年次休暇等 | 1 課長補佐級以下の職員の年次休暇等 |
8 旅行命令(及びその復命)・依頼 | 1 部長級の職員の旅行 | 1 課長級の職員の旅行 | 1 課長補佐級以下の職員の旅行 |
9 職員の時間外勤務及び特殊勤務 | 1 予算内における職員に対する勤務命令 | ||
10 研修、福利厚生 | 1 研修及び福利厚生計画の実施 | ||
11 会計年度任用職員 | 1 任用及び配置 | ||
12 収入の調定 | 1 1件の金額が500万円以上の調定 | 1 1件の金額が500万円未満の調停 2 収入命令 | |
13 通知行為 | 1 納入通知 2 納期の決定及び納期限の延長の決定 3 分割納付の決定 4 督促状の発行 5 徴収猶予の決定 6 誤納、過納、充当及び還付の決定 | ||
14 減免の決定 | 1 減免基準のないもの | 1 減免基準のあるもの | |
15 欠損処分に関すること | 1 時効により消滅した債権に係る不納欠損処理 | ||
16 支出負担行為に関する事項 | 1 1件の金額が500万円以上のもの | 1 1件の金額が500万円未満のもの 2 1件の金額が3万円以上の報償費、交際費及び食糧費 3 単価契約による物品の購入 4 給与費 5 企業債元利償還金 | 1 1件の金額が30万円以下のもの 2 1件の金額が3万円未満の報償費、交際費及び食糧費 |
17 支出命令に関する事項 | 1 1件の金額が2000万円以上のもの | 1 1件の金額が2000万円未満のもの | 1 1件の金額が500万円未満のもの 2 給与費 3 企業債元利償還金 4 現金の支出の伴わない減価償却費及び資産減耗費の支出 |
18 予算に関する事項 | 1 100万円以上の予算流用の承認 2 企業債の計画及び申請 | 1 予算の統制に関する指示 2 100万円未満の予算流用の承認 3 国及び県支出金の交付申請 | 1 20万円以下の予算流用の承認 2 資金前渡、前払金及び概算払の決定及び確認 3 収入及び支出予算の科目更正及び振替 |
19 公有財産及び物品に関する事項 | 1 1件の金額が年額50万円以下の財産の有償貸付 | 1 1件の金額が年額20万円以下の財産の優勝貸付 2 不用物品の決定 | 1 財産の受領及び引渡財産の管理 2 1件の金額が年額10万円以下の有償貸付 3 財産に係る損害保険の加入の決定 4 物品等の出納命令 5 不用物品処の実施 |