地域のキャリア教育の架け橋として教育機関をサポート

 

 

1月18日、あおもりで「生きる・働く」を学ぶ上北地区実行委員会 が”第9回キャリア教育優良教育委員会、学校及びPTA団体等文部科学大臣表彰”を受賞したことを種市市長に報告しました。

この日市長室を訪れたのは、太田博之委員長、小比類巻眞弓副委員長、事務局から名久井正廣氏の3名。同実行委員会では、教育機関が行うキャリア教育において、平成22年から、県内でも先進的に教育機関と地域の企業、団体や個人をマッチングさせるなどの支援をしており、これまで100以上の教育の場を形成してきたことが評価されての受賞となりました(今回の表彰では、団体の部として全国で9つの受賞団体の1つになりました)。

種市市長は「地域の教育を支える素晴らしい取り組み。今回の受賞は地道な取り組みが評価されたものと考えています。今後も地域のために継続して頑張ってほしい」と同実行委員会の活動、受賞を讃えました。

太田委員長は、「三沢は教育委員会の協力もあり、教育機関と協力体制がとれている。この授賞は、私たちの取組みではなく、協力してもらっている企業、団体、個人や教育機関との連携が評価されていると考えています。皆さんに感謝し、喜びを分かち合いたい」と、地域が一丸となった取り組みが評価されていることを強調しました。

近年、全国的に求人倍率は回復傾向にあるものの、離職率などは高い状況が続いています。このことからも、若い世代が就職について触れ、学ぶキャリア教育の重要性は増しています。また、情報化の進展により、若い世代もさまざまな情報を得ることはできますが、実際に見て、触れて、学べる機会を提供している同実行委員会の取組みは、若者の将来の意思決定に大きく貢献しています。