ごぼう茶で伝える『ごぼう農家の思い』

 

 

3月22日、市内商店街で三沢産ごぼうを原料にごぼう茶を製造・販売する株式会社Growthの須藤勝利代表取締役社長ら2人が市長室を訪れ、『ふるさと名品オブ・ザ・イヤー地方創生賞(ヒト部門)』受賞を種市市長に報告しました。

 

地域の将来を支えると期待される名品の市場開拓を支援する表彰制度『ふるさと名品・オブ・ザ・イヤー』は、民間企業や団体などにより設立された『ふるさと名品・オブ・ザ・イヤー実行委員会』が主催し今年度初開催。新聞や旅行事業者など、地域の名品を取り扱う事業者が23部門に分かれて、地域に眠る名品とそれを支える取り組みを発掘し表彰。さらに、各部門のグランプリ、準グランプリを獲得した69品目の中から9品目を地方創生賞に選抜しました。

同社のごぼう茶に関する取り組みは、ベストアイディア部門の準グランプリを獲得した上に、地方創生に貢献している人材を輩出した取り組みを表彰する地方創生賞のヒト部門も受賞。全国各地に販路を作っている点や、行政と商店街など地域との協力関係が築けている点が評価されたとのことです。

須藤社長は「全国に三沢のごぼう農家をイメージしてもらえる商品。真面目にごぼうを作っている農家さんの思いを伝えることができている」と述べるとともに、市の支援で県外や海外で販売する機会が生まれたことに感謝。種市市長は「市長室への来客にもごぼう茶を出している。これを機会に売り上げが伸びればいい」と今後の成長に期待していました。