三沢市の農業後継者グループが活動40周年を迎え決意を新たに

 

 

2月24日、三沢市農業青年会議40周年記念式典が開催されました。
同会議が設立されるまで、三沢市における農業後継者グループには、2つの組織がありました(4Hクラブ・農協青年部)。このうち4Hクラブは若者層(25才位まで)、農協青年部は中年齢層(40才以上が大半)で占められており、2つのいずれの組織に加入していない中間年齢層(25才~35才)の農業後継者達はそれぞれ任意のグループを作り活動を続けてきました。しかし、活動面において行き詰まる面が多くあったことから、一体となった農業後継者の組織化を図るため昭和51年3月に同会議が発足しました。そして今年で設立から40周年を迎えました。
この日、開会にあたり三沢市農業青年会議の織笠義信会長が設立趣意と深刻な後継者不足の解消、地域の農業における諸課題の解決に向け注力することを述べると、第14代会長である駒沢秀春氏、第15代会長の赤沼直樹氏、第16代会長の小向誠広氏、『おいらせ農業協同組合あ根っこくらぶ』へこれまでの活動に対しての感謝状が贈呈されました。
ごぼう、にんにく、長いもなど、多くの主要産品がある三沢市の農業において、後継者不足などの課題解決に向けて精力的に活動する三沢市農業青年会議。参加者たちは、三沢市の農業を支えてきたこれまでの労をねぎらうとともに、今後の活躍について現メンバーらに激励の言葉を贈っていました。