写真家 森山大道×寺山修司

 三沢の犬

 

 記者会見写真

4月5日、寺山修司記念館の今年度初の企画展となる「森山大道写真展『裏町人生~寺山修司』」の開催にあたり、寺山修司記念館館長の佐々木英明氏、テラヤマ・ワールド代表の笹目浩之氏、企画展を手掛けたグラフィックデザイナーの町口覚氏による会見が行われました。

森山氏は、寺山修司の長編小説『あゝ、荒野』のブックカバーの写真を手掛けるなど、寺山修司と親交のあった写真家です。今回の企画展では、森山氏の写真50点が寺山修司の言葉とともに展示されています。

森山氏の代表作『三沢の犬』は1971年に三沢市で撮影されたもの。町口氏は、「45年前に撮影された『三沢の犬』は、世界中の写真展で展示されているとても有名な写真。地元の人の方がこの写真を知らないので、これを機会に是非知ってほしい」と話していました。

この企画展は、9月25日まで開催。八戸市出身の写真家である中居裕恭氏の追悼写真展も同時開催されています。記念館裏の「短歌の径(こみち)」にも写真が展示されるという、今までにない試みにも、是非ご注目ください。

企画展の様子
写真の屋外展示