地域の心のよりどころが、工務店の善意により無償で建て替え

鳥居奉納

 鳥居奉納

古くから地域の神社として親しまれてきた三川目正一位稲荷神社の鳥居が12月上旬に建て替えられ、23日に鳥居奉納の神事が執り行われました。

同神社は1845年に建立されて以来、住民の安全や豊漁を祈願する地域の神社として親しまれており、現在の社殿は平成2年に新築建立されたもの。4,5年前から鳥居の腐食が深刻になったことから、平成2年の新築建立にも携わった地域の工務店である塚尾工務店に相談したところ、厚意により材料費も含め無償で建て替えをしてもらえることとなりました。

12月上旬に鳥居の建て替えが完了したことから、鳥居の完成を神社の御神体に報告するとともに、これからも地域の神社を盛り立てていくという決意のもと、八戸市の櫛引八幡宮より宮司を招き神事が執り行われました。

神事を計画した三川目町内会の渡辺長一会長は「工務店の厚意に心から感謝しています。これからも地域の心のよりどころとして、この神社を守っていきたいと思います」と決意を新たにしていました。また、鳥居の建て替えを行った塚尾工務店の塚尾章蔵氏は「無事完成させることができ、安心しました」と笑顔を見せていました。

 鳥居奉納
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