少年少女が柔道で心・技・体を競う

 柔道大会

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1月22日、武道館で第1回となる県南地方学年別少年柔道大会が開催されました。

子どもたちの健全な育成や柔道の普及・発展を目指すため今回初めて開催されたこの大会には、県南の広い地域から、幼稚園から小学6年生までの209人が参加しました。

開会にあたり三沢柔道協会の澤口正義会長は「選手にも指導者にも、勝ち負けにとらわれ過ぎる様子が見られることがあります。新しい少年柔道大会を開催するにあたり、柔道創始者である嘉納治五郎先生の『礼節の柔道』に立ち返ること、柔道を通して地域社会と向き合い、地域団体や地場企業と連携することを考えました」とあいさつ。会場には、三沢市の取り組みを紹介するものとしてウェナッチバレーとの国際交流事業の様子や、三沢柔道協会が行っているフランスのヴァローニュ柔道クラブとの交流事業の様子を紹介するパネルが設置されました。また、就労継続支援B型事業所ワークランドつばさが作成した木製の盾をトロフィーに採用するなど、福祉団体との連携も重視したとのことです。

試合が開始されると、選手たちは真剣な表情で相手と組み合い、技をかけ合うなど次々に熱戦が繰り広げられました。チームメイトや保護者の応援にも熱が入り、きれいに技が決まると会場は歓声に包まれていました。

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