5月4日の『修司忌』前後に開催されるイベント

  

 

5月3日から5月5日の3日間にわたり、寺山修司記念館フェスティバルが開催され、寺山ファンをはじめ多くの方々が寺山修司記念館に訪れました。

特に、寺山修司の命日である5月4日の『修司忌』には、寺山修司を偲ぶさまざまな催しを開催。記念館裏手の寺山修司顕彰文学碑では献花が行われた後、市立堀口中学校家庭科部の生徒と十和田短歌会のメンバーが、詩人でもある佐々木英明寺山修司記念館館長が構成・演出したオマージュ作品『われに五月を』を披露しました。

館内では、生前の寺山修司と親交が深かった漫画家の竹宮惠子さんらを招いてのトークショーが開催され、在りし日の寺山修司との交流が紹介されました。また、寺山修司が監督をした映画でデビューした俳優の三上博史さんによるライブ『あしたはどっちだ!ーあしたのジョー」では、マリンバ奏者の新谷祥子さんの奏でる音色に合わせ、三上さんが寺山作品を朗読や歌で表現。記念館を訪れた多くの観客を引き込んでいました。

屋外の多目的スペースでは、造形作家のsimizzy(シミージー)氏による遊びの空間『ムシムシコロコロ・パークJr.』が、県立三沢高等学校の生徒のボランティアの協力のもと3日間連続で開催。創作遊具や色鮮やかなカラーボール、工作スペースで楽しむたくさんの親子連れの姿が見られました。