生産者の思いを乗せて大空へ

 

 

 

三沢市の特産品であるごぼうを使った加工品『おつまみごぼう』が、(株)北海道エアシステム(HAC)が運航する三沢―札幌(丘珠)線など4路線で8月から9月の機内販売商品として採用されました。
7月6日、販売に先立ち、商品の生みの親である空飛ぶごぼうPROJECTの金渕良子代表と、HACの大田雅洋経営企画部次長、松川沙織客室乗務員が市役所を訪れ、種市市長に商品の概要や商品開発の経緯、PR方法などを報告しました。
金渕代表は、ごぼうのお土産品を通して食の宝庫である三沢市をもっと知ってほしいという思いから、空飛ぶごぼうPROJECTを創業。『おつまみごぼう』は、味や品質は良いにもかかわらず生食用として流通しない規格外のごぼうをじっくり煮込んで乾燥させた、やわらかな食感が特徴で、『はちみつりんご』、『旨辛きんぴら』、『ピリ辛トマト』の3種類の味があります。機内販売では3種類を1セットにし、機内販売限定デザインのパッケージで包装し、税込1,000円で販売されます。
報告にあたり金渕代表は、商品開発当時を振り返りながら「規格外のごぼうに、大地を飛び出し大空へ羽ばたいてほしいという夢が叶い、とても嬉しく思います」と喜びを語りました。
また、松川客室乗務員は「飛行機の中で食べてもにおいや音が気にならず、おつまみとしてもスイーツとしても楽しめる」と機内販売商品として採用した理由を説明し、「おつまみごぼうとともに三沢の魅力をPRしていきたいです」と販売への意気込みを語りました。
種市市長は「はちみつりんご」味を試食。ごぼうとは思えないドライフルーツのような食感とほどよい甘さを堪能し、「三沢市のごぼうに愛着をもっていただき大変嬉しく思います。これからも三沢市のPRにご協力ください」と販売に期待感を示しました。
おつまみごぼうは、市内でも三沢空港売店やスカイプラザなど7店舗で販売中です。