アメリカの地で学び、交流する第二期生

 

 

8月2日、市役所で平成29年度ウェナッチバレーカレッジ英語研修派遣壮行式が行われました。

次代を担う人材の育成、そして姉妹都市関係のさらなる発展を目指して昨年度より行われているこの研修には、今年度16人の高校生が参加。一行は、姉妹都市であるアメリカ合衆国ワシントン州ウェナッチバレーの州立2年制大学『ウェナッチバレーカレッジ』の学生寮に入寮します。現地では9日間にわたって英語講座や地質学の講義の受講、野外活動をはじめとする異文化体験、姉妹都市関係者らとの交流などを行います。

 三沢市姉妹都市委員会の熊野稔委員長は「三沢市の高校生代表として、英語の勉強に留まらず現地の方々との交流に励み、自らの可能性を大きく開花させるステップとしてください」とあいさつ。続いて種市市長が「限られた日程の中で、皆さんの目で、耳で、心で世界の広さを感じ、世界に羽ばたくグローバル人材として活躍することを願っています」と激励しました。

その後、派遣生徒を代表して八戸高等学校2年の畑内紀龍君は寺山修司の『海を知らぬ少女の前に麦藁帽のわれは両手を広げていたり』という短歌を引用し「海のことは知っていても海外は実際に見たこともない私は、国際交流に強い関心がありました。研修に参加できることへの感謝を忘れず、三沢市の代表として頑張ってきます」と研修に臨む決意を語りました。