小学生の児童が亡くなった交通死亡事故から1年

 

 

 

2016年9月29日、松原町二丁目の交差点で、小学生の児童が青信号の横断歩道を横断中に車にはねられ死亡するという悲惨な交通事故がありました。事故から1年が経ったこの日、二度とこのような事故が起きないようにと、『あの日を忘れない』と題し交通安全を呼びかける街頭活動が行われました。
冒頭、交通事故で亡くなった児童に黙とうをささげ、三沢警察署の泉田信浩署長が「家族の幸せが交通事故により奪われるということは、絶対にあってはなりません。あの事故を胸に深く刻み、安全で安心できる街を実現し、交通事故から子どもたちを絶対に守るということを、皆さんと誓いたいと思います」とあいさつ。その後、事故発生場所付近の道路において街頭広報活動が行われ、三沢交通少年団をはじめ参加者が赤信号で停車中の車にチラシを渡すとともに、交通安全を呼びかけていました。
この活動に参加した亡くなった児童の遺族は「このような取り組みが広まり、悲しい事故が絶対に起きないようにしてほしいと思います。また、中には交通マナーを守らない人もいるので、子どもたちは自分の身を自分で守ること、左右だけでなく後ろも確認するということを気を付けてほしいです」と語るとともに、「万が一事故を起こしてしまった際は、絶対に逃げずに、救護者の救護を最優先にしてほしいと強く思います」と呼びかけていました。