映像をつくって自分たちの思いを伝える

 

国際交流教育センターで、弘前大学出前講座『映像制作ワークショップ』が開かれました。
これは高校生を対象に市が主催した講座で、弘前大学の教員、学生と一緒に映像を制作し、自分が社会に伝えたいことを映像を通じて表現するというものです。弘前大学による一般向けの出前講座はほかにもありますが、高校生を対象としたものは初めてとなります。
講座は8月7日、8日、18日の全3回行われ、数名のグループに分かれて作業しました。参加者は基礎的な映像の制作技術を弘前大学の教員、学生らから学び、グループ内で話し合いを重ねながら映像を制作していきました。
そして、最終日には完成した互いの映像作品を鑑賞。地球環境に関わるごみの問題やいじめの問題など社会的問題を取り上げるものや、学業とプライベートの両立の大変さを訴える高校生ならではのものなどがあり、参加者は互いの作品の問題点を指摘し合うなど意見交換をしました。
参加者からは映像制作の技術はもちろん、共同作業をすることの楽しさや難しさなども併せて学ぶことができたという喜びの声が聞かれました。