6月22日、三沢第一中学校の生徒らが種市市長を訪ね、アメリカ合衆国アラバマ州の宇宙ロケットセンターにおいて開催される『スペースキャンプ』に参加することを報告しました。
スペースキャンプは、若い世代に宇宙科学について興味をもってもらおうと1982年から実施されており、これまで60か国以上から数千人の生徒・教師が参加しています。ノースロップ・グラマン財団のスポンサーによる日本からの参加は今年が2 年目で、今回は生徒7名、教師3名が参加し、研修に係る費用はスポンサーであるノースロップ・グラマン財団が負担します。三沢市内の学校には同財団から県立三沢航空科学館を通して案内があり、選考の結果、第一中学校2年生の濤岡 空君、上長根 海斗君、引率教員として見友 健二教頭が参加することとなりました。
参加者は、7月4日に三沢市を出発し、JAXAの筑波宇宙センターで研修を受けた後に米国へ出発。現地では約1週間、アメリカをはじめ各国からの参加者と、宇宙飛行任務のシミュレーションをはじめとする体験型のプログラムを受講します。
 濤岡君と上長根君が「無重力体験が楽しみです」「英語でのコミュニケーションを頑張ります」と、また見友教頭が「日本の代表として、学んだことをみんなに伝えられるように頑張ります」とそれぞれ抱負を述べると、種市市長は「このような取り組みを初めて知りました。数少ないメンバーに選ばれ、大変名誉なことだと思います。健闘を祈ります」と参加者を激励しました。