8月7日と8日の2日間、市立図書館で『キッズベンチャースクール』が開催されました。
この講座は、市内で子どもへの教育事業などを実施しているエコミュージアム三沢が、子どもたちにお金や取引など経済の仕組みや起業について興味をもってもらうきっかけにと開催したもの。講師には、創業・起業をする方に支援や助言を行うIM(インキュベーション・マネジャー)の大崎陽一さんが招かれました。
初日には、おもちゃのお金や数種類のお菓子などを用いたミニゲームを通して、取引や物価変動の仕組みを体験。講師の「実際の社会でも物の価格は人気などで大きく変動します。人気のカードゲームと同じです」と身近な例を参考に解説すると、子どもたちはとても興味を持った様子でした。その後、ビジネスの仕組みや、自分で事業を起こす『起業』について学びました。
2日目には、前日の内容を踏まえ、自分の将来の夢や目標について考えるライフプラン作りを実施。子どもたちは、自分のなりたい職業は何か、そのためにはどのような進路を選べばいいのかを具体的に考えました。「これから進学や就職など、選択をすることがたくさんあります。悩んだときは今日考えた将来の夢と向き合ってみてください」と子どもたちに呼びかけた大崎さん。受講した子どもたちは「普段考えたことのないお金のことを知ることができた」「将来のことをじっくり考えた」と2日間の授業を振り返っていました。