1月14日、国際交流教育センターで民俗芸能公演会が開催されました。
この公演会は、三沢市民俗芸能保存会連絡協議会と市教育委員会が毎年この時期に開催。地域の伝統文化である民俗芸能の保存・伝承に尽力する市内の民俗芸能保存会が一堂に会し、各地域に古くから伝わる神楽や舞、民謡などを披露します。
開会に先立ち、民俗芸能保存会連絡協議会の沼田石会長が「どの保存会も一生懸命頑張ります。ごゆっくりご覧いただき、ご声援をいただければと思います」と、また、冨田教育長が「この貴重な機会に民俗芸能をさらに多くの方々にお伝えいただき、未来を担う子どもたちにつなげていくことを期待しています」とあいさつ。その後、民俗芸能の保存・継承に長年頑張ってきた8名の中高生に感謝状が贈呈されました。
今年の公演会には8団体が参加。煌びやかな衣装や伝統的な衣装を身にまとい、受け継いできた15の演目を披露しました。中には小さい子どもの可愛らしい舞や、小学生ながら堂々とした舞を披露する姿も見られ、観客からは大きな拍手が送られました。

多くの子どもたちも担い手として参加したこの公演会。地域の人々が懸命に受け継いできた伝統文化が次の世代へと受け継がれていることを感じさせるものとなりました。