3月22日、三沢市は『ふるさと名物応援宣言』を行いました。
ふるさと名物応援宣言とは、地域が誇る農林水産物や観光資源などの地域資源を『ふるさと名物』として、地域を挙げて応援することを宣言するもの。宣言を行うことで、地域資源を活用する事業者が国のさまざまな支援制度を活用できるようになります。
三沢市では、『ヤマセと黒ボク土、太平洋に育まれた農水産物とそれらを活かした加工品群』をふるさと名物とし、ごぼう、ながいも、にんにく、にんじん、だいこん、豚肉、三沢昼いか、ほっき貝、ヒラメ、平爪蟹を主な地域資源に指定。これらを活かした加工品の開発や販路拡大などを支援することとしています。この日種市市長は「冷涼なヤマセや柔らかな土壌、親潮と黒潮がぶつかる好漁場など、海と大地の恵みがあふれています」と三沢市の地域資源の魅力を語るとともに「加工・販売をさらに推し進めるため、生産者、事業者、各団体、市民が一丸となって全国にその魅力を発信していきます」と宣言しました。
また、会場では地元産品を活用した製品の展示会を併せて実施。11の事業者がごぼうやパイカなどを使った自慢の一品を紹介し、来場者は試食をしながらその魅力を実感していました。参加した事業者は「さまざまな支援を受けながら販路を広げていきたいです」「リンゴだけではない青森の魅力をPRしていきたいと思います」と意気込みを語っていました。