三沢市の文化財を紹介する文化財講座を開催します。

 「小川原湖民俗博物館旧蔵資料展」と題し、かつて小川原湖民俗博物館で展示されていた、昭和の上北地域で使用されていた生活道具(民具)約13,000点を期間限定で一般公開します。当時の人々の生活の知恵と工夫、技術を間近で感じてみませんか?

 同時開催企画として、東日本大震災写真展、小川原湖民俗博物館写真展~閉館から解体まで~、屋外でのチョークお絵かき(雨天中止)を実施します。

 ※新型コロナウイルス感染症の状況によっては中止となる場合があります。予めご了承ください。

日 時 令和4年10月8日(土)・9日(日) 9:30~15:30(両日14:00~展示解説あり)

場 所 六川目団体活動センター(三沢市六川目2丁目100-7 旧六川目小学校)

参加料 無料

問合せ 三沢市教育委員会事務局生涯学習課文化振興係(内線369)

 小川原湖民俗博物館とは

 小川原湖民俗博物館とは、昭和36(1961)年に古牧温泉渋沢公園(現在の星野リゾート青森屋)に開館した私設の民俗博物館です。

 開館当時は約5,500点の民具を収蔵していましたが、平成元(1989)年には約15,000点に増加。その後、平成19(2007)年に休館、平成21(2009)年に閉館しました。収蔵されていた民具のうち文化財指定を受けていたものは、三沢市など関連自治体に寄贈されました。

 平成27(2015)年に急遽建物の取り壊しが決定。建物の中に文化財指定を受けていない民具が残されてたことから、ボランティアらが民具などを運び出しました。これらの民具は三沢市や周辺の自治体に寄贈され、展示や研究などに活用されています。