三沢市では、人材・資機材の効率的な活用等による受注者の経営の効率化と雇用の安定を目的に、ゼロ市債を活用し、公共事業の施工時期の平準化に取り組んでおります。

 

1.ゼロ市債とは

 通常、新年度に発注する工事を、前年度中に債務負担行為を設定することで、年度内又は新年度早々の着手を可能とするものです。

 なお、債務負担を設定する年度には支出がゼロであり、前払金・中間前金払・部分払の支出は、翌年度の4月1日以降となる事から、「ゼロ市債」と言われています。

 

2.発注方法

 通常の工事と同様に公告または指名通知・入札を行います。

 なお、ゼロ市債による発注案件は、名称に「(ゼロ市債)」と明記します。

 

3.前払金等の取扱いについて

 ゼロ市債を活用した案件の前払金、中間前払金及び部分払の請求時期は、翌年度の4月1日以降となりますのでご注意下さい。

 (例:令和6年度の予算で執行する工事を、ゼロ市債で令和5年度中に発注した場合、請求時期は令和6年4月1日以降となります。)