大切な家族の命を守るためには「早期設置!」「早期発見!」

 ◎「住宅用火災警報器」とは…

 火災が発生したときは、目で煙や炎をみたり、鼻で焦げ臭いにおいを感じたり、耳でぱちぱちという音を感じたり…と五感によって気づくことがほとんどだと思います。しかし、それだけでは、就寝中や仕切られた部屋などで物事に集中している時などには、火災に気づくのが遅れてしまいます。そこで、家庭内での火災の発生をいち早くキャッチし、音声や警報音等により、知らせてくれるの機器のことです。

 令和4年中の建物火災ににおける死者1,173人にうち、住宅(一般住宅、共同住宅及び併用住宅)火災における死者は1,065人で、建物火災による死者数の約9割を占めています。そのうち約7割超が65歳以上の高齢者です。この状況を踏まえて、火災の発生を知らせてくれる住宅用火災警報器を設置しましょう

 

 ◎住宅用火災警報器の設置場所

    

☆設置方法天井または壁にドライバー等で簡単に取り付けできます。

☆設置場所三沢市火災予防条例で定められている場所(義務:赤色

 〇寝室、階段上部(上階に寝室がある場合)

 廊下(7平方メートル《4畳半》以上の部屋が5以上ある場合)

  ★条例で定められていませんが、台所・居室等への取付けもお勧めします(推奨:青色

   一般社団法人 日本火災報知機工業会(リーフレット:取付場所)

   ※リーフレット内にある二次元コード(QRコード)から市火災条例の設置場所が確認できます。

☆種  類

                

住宅用火災警報器普及率100%を目指して!

三沢市では普及率のより一層の向上を目指し、様々な取り組みを実施し、普及促進に取り組んでいます。

《活動概要》

 ◇ 消防職員(消防署員)が住宅・アパート等を訪問し、設置状況の確認及び未設置世帯への設置指導を

   行っております。訪問の際には、御理解と御協力をお願いします。

 ◇ 平成13年度から三沢市の高齢者世帯(60歳以上)の方を対象に、消防本部と三沢市防災協会が連携

   して無償配布及び取付け事業を継続して実施しています。(火災予防運動期間等)

         

※「設置済」のご家庭に貼付しているシール

 

住宅用火災警報器は10年を目安に交換しましょう‼

 ◎なぜ、交換が必要なのか?

 古くなった住宅用火災警報器は、経年劣化のよる電子部品の寿命や電池切れなどで、火災を感知しなく

なるため大変危険です。

 そうならないように、10年を目安として交換をお勧めいたします。

 ◎ご自宅の住宅用火災警報器の点検・確認をしましょう!

 ◇  本体のボタンを押す、または紐を引いて作動確認をする。

 ◇  火災警報器の設置年月日や製造年月日を確認する。

  ● 正常の場合

   正常をお知らせするメッセージまたは火災警報音が鳴ります。

  ● 異常の場合

   電池が確実にセットされているか確認してください。それでも鳴らない場合は、「電池切れ」か

   「機器本体の故障」となります。早急な交換をお勧めいたします

 ◇ 新しい火災警報器に交換したならば、火災警報器の側面に設置した年月日を油性ペン等で記入しま

   しょう。

   一般社団法人 日本火災報知機工業会(リーフレット:作動確認)

 

  

悪質な訪問販売に注意しましょう!

「住宅用火災警報器」の訪問販売による不適切な販売が増加しています。

消防職員などを装い法外な値段で設置するといった手口が多いようです。消防署員や自治体職員が販売を

行うことはありません。これら悪質な業者には十分注意してください。