市では、航空機事故発生時の緊急避難通報や災害時の避難指示、気象警報等を迅速にお伝えする手段として、防災行政無線放送を運用しています。しかし、老朽化や電波法令等の改正に伴い、アナログ方式の機器が使用できなくなることから、令和2年度より新規格に適合するデジタル方式への整備工事を進めてきました。そして、令和4年9月末の完成に伴い、10月より本格運用を開始します。

※この整備には、防衛省東北防衛局の三沢飛行場周辺民生安定施設設置助成事業が活用されています。

防災行政無線とは

市では、市役所に設置された親局から、市内106ヶ所の屋外拡声子局や戸別受信機へ、防災・防犯など情報を伝達します。また、全国瞬時警報システム(Jアラート)と連動し、大地震や津波発生などの緊急時には自動で情報を発信します。

デジタル化整備工事により改善されます

  • 雑音が低減され、放送の音質が改善されます。
  • 屋外拡声子局の位置やスピーカーの構成を一部変更し、難聴地域が一部改善されます。
  • 情報配信装置の導入により、さまざまな情報伝達ツール(ホームページ、情報メールin三沢、携帯各社の緊急速報メール、三沢市ケーブルテレビ)との連携が可能となります。
  • 電話自動応答サービスの導入により、聞き逃してしまった防災行政無線の放送内容を電話で確認できるようになります。

 

防災行政無線放送は、災害時の避難指示や気象警報など、主に市民の皆さんの生命と財産を守るために必要な情報を、広く多くの人々へお届けする重要な手段の一つです。

引き続き、防災行政無線放送の運用に、ご理解とご協力をお願いします。