マイナンバーカードを活用した救急業務の実証事業について
マイナンバーカードを活用した救急業務の実証事業を開始します
総務省消防庁主管の「マイナンバーカードを活用した救急業務の迅速化・円滑化に向けた実証事業」に三沢市消防本部が選定され、令和6年8月23日から開始します。皆さまのご理解とご協力をお願いします。
実証事業の概要
従来、救急隊は救急現場で傷病者または関係者から口頭で傷病者の病歴や受診歴、薬の服用状況などを聴取しています。
この事業は、マイナンバーカードから正確な医療情報を入手することで、救急隊が適切な医療機関に救急搬送することが可能となり、より迅速・円滑な現場活動が実施できるか検証するもので、総務省消防庁が主管となり、35都道府県67消防本部での実施が決定しています。
救急現場で傷病者等から同意を得たうえで、救急隊員がマイナンバーカードをカードリーダーで読み取り、必要な情報をタブレット型の専用端末で閲覧します。救急隊はこの情報を基に搬送先病院を選定します。
なお、意識がない、会話が難しいなど傷病者の同意が得られないときも状況に応じて情報を閲覧する場合があります。
実施救急隊
三沢市消防本部の救急隊 3隊
実施期間
令和6年8月23日から約2か月間
※期間は前後する場合があります
期待される効果
◇症状の影響により会話が困難な傷病者の負担軽減
◇本人が病歴や手術歴、服用している薬などを忘れていても正確な情報が伝わる
◇意識がない傷病者に付き添う家族が傷病者の情報を把握していない場合でも正確な情報が伝わる
◇聴覚・視覚等に障がいある傷病者でも正確な情報が伝わる
◇正確な医療情報を得ることで適切な医療機関への早期搬送につながる など
実証事業の活動ができる条件
◇傷病者がマイナバーカードを所持しいていること
◇マイナンバーカードに健康保険証の利用登録をしていること
◇傷病者等の同意が得られること(重篤な症状で会話ができないなど傷病者等から同意を得られない場合も状況に応じて情報を閲覧します)
お問い合わせ
三沢市消防本部 警防課
電話:0176-54-4275
FAX:0176-54-4278