新たなはまなすを植栽「皆に少しでも喜んでほしい」

2年前の東日本大震災で三沢漁港が受けた甚大な被害。震災前はきれいなはまなすの花を咲かせていた、漁港道路沿いの花壇もその一つで、津波によってほぼ全てのはまなすが失われました。

 

三沢ロータリークラブでは、震災後、義援金を募り漁港に寄付するなど震災復興に対する力添えを継続して行っており、今回は漁港の環境整備に役立てることはできないかと、新たなはまなすの植栽を計画。三沢高校でボランティア活動を行っているインターアクトクラブの生徒らに協力を呼びかけ、5月18日、三沢漁港において植栽を行いました。

 

市漁協組合員の有志も加わり、総勢約40人となった参加者は、三沢ロータリークラブ、佐藤会長の「この活動を通して地域の皆に少しでも喜んでほしい」との言葉を胸に、分担して24カ所ある花壇に240本のはまなすの苗木を植栽。雑草を抜き、1本1本丁寧に手作業ではまなすの苗木を植えていきました。中にはすでにピンク色の花を咲かせているものもあり、漁港の花壇を美しく彩る日はそう遠くないようです。