仲間を信じ、チームプレーを忘れない

6月8日と9日、三沢小学校において『JAおいらせ杯市内少年少女スポーツ大会』が開催されました。

 

この大会は、三沢市東部北部地区少年スポーツ親睦会などが、地域の未来を担うスポーツ少年少女の健全育成のために毎年開催しているものです。13回目となる今回も、少年野球と女子バレーボールの2種目が行われ、市内各小学校から総勢167人が参加しました。

 

初日に行われた開会式では、大会長の小比類巻雅彦氏が、「試合をたくさん重ね、慣れてくると、(試合に)集中できなくなったり、わがままな個人プレーをする時期に入ります。この大会を期に、気持ちを切り替え自分の力を発揮できる態勢を整えてください」と選手たちを激励。その後、三沢小ジャイアンツ主将の小島乃 (だい)くんと、三沢小バレーボールクラブ主将の安藤利穂菜さんが「日頃の練習の成果を十分に発揮し、正々堂々最後まで諦めずにプレーすることを誓います!」と声をそろえ、元気に宣誓しました。

 

大会長の言葉を胸に、選手たちはチームプレーを忘れることなくチーム一丸となって試合に臨んでいました。力強いピッチングと勢いあるバッティング、そして懸命に駆けるランナーが続出した野球の部。選手1人1人が仲間を信じて、スクイズなどの連携プレーをうまく利用しながら得点につなげていました。また、市内小学校のバレーボールチームは、過去に県代表を勝ち取ったこともある強豪ぞろい。ハイレベルな戦いが繰り広げられる中、好プレーをした時もミスをした時も、仲間同士で掛け合う声が絶えませんでした。

 

礼節も忘れることなく、試合終了後は対戦相手と健闘をたたえ合う選手たち。ライバルとの戦いを通じて1歩も2歩も成長し、チームの絆は一層深まったことでしょう。